他の機械はわからないけれど、FLASHFORGEのDREMERはつくづく単純な機械だと思う。
フィラメントを送り出す機構が付いたグルーガンを、X-Yプロッタに載せて、1回動かすごとに0.2ミリとか0.3ミリ下げていく・・・
絵を何枚も重ねて立体を作るイメージ。プロッタと部品は重なるし、機械も値段を抑えられそうな感じがする。
ノズルは詰まりそうだなあ・・・と思っていたら、やっぱり詰まった。
初めは快調に動いていたのだけど、なんだか様子がおかしい。
あーーーー!空打だ! ノズルが詰まっちゃったんだ・・・こうなると、ここまできたものがパア。
早速バラしてみる。ヘッドユニットを外してひっくり返し、ブッ壊さないか心配しながらノズルの小さな6角をスパナで回してみる。
外れた!
テフロンチューブを引き抜くと、固まったフィラメントが固着している。ここで固まっちゃうとどうあっても押し出されないみたいだ。
ある程度ペンチで取り除いて、そのあとどうしようがしばし思案。
1:これをガスで加熱してプラスチックを焼き切ってしまう。
2:溶剤で詰まっているプラスチックを溶かしてしまう。
2つの案のうちまずは1で行ってみる。
ラッカーシンナーに浸けて一晩様子を見る・・・朝起きたらドロドロになっているっ!
これを2ミリほどの太さの撚り鋼線をほぐした細い針金で突っつくと・・・抜けた!
綺麗に洗って眺めてみると、小さな穴の空いたただのノズルなんだ。これを元通りに組み直して早速テスト。
やった!直った!