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大洗。痛車コンテストその5 感性ということ

痛車コンテストその5

去年の11月18日、アンコウまつりの日に大洗の町中で行われた「痛車コンテスト」を見に行ったその5です。

気になった車両があったのでそれを中心に・・・(こういうのを初めて見たヒトが気になったという意味で)

初め見たときに、「これも痛車なんだ・・・どうして?」と思いました。シェビーに迷彩を施しただけのように見えたんです。(アニメを見たことがなかったし・・・)

あとからアニメを見たら気がつきました。これだったんだ!

アニメに登場した戦車をモチーフにしていたんです。もちろん知っている人は当然そう思ってみてるのでしょうけど、知らない人にとっては???だったわけです。

キャラクターが登場するわけでも、絵が描いてあるわけでもないですから・・・。

実物はこういうものだそうです。ウィキペディアによれば・・・

VIII号戦車 マウス(Panzerkampfwagen VIII(Sd.Kfz 205) Maus)は、第二次世界大戦中にドイツで試作された超重戦車である。「マウス」はドイツ語でネズミを意味する。

なんだそうです。

そういう目で見ると、これはなかなかいいなあ・・・アメ車のでかい感じと確かに合っているような気がする。

レンタカーでしか運転したことはないけれど、V8大排気量の音といい、ブルブルッと身震いしながらスタートするところといい、戦車みたいだよなあ。

なによりこれをマウスという戦車に繋げた感性がすばらしい!

ということは、この後ろに積んだドラム缶も・・・

ドラム缶も・・・

ドラム缶も・・・

これなのかあ!

やるなあ・・・よく見るととっても丁寧に作ってあるし、よくできてます。これにまさか燃料は入れてないよね?

見立てというか、表現の発想がおもしろいです。痛車というと「クルマをキャンバスにアニメのキャラクターをレイアウトするもの」頭の固い僕は思っていましたが、形や雰囲気で表現するこんなやり方もあるんだ・・・と本当に感心しました。

同じような写真が続いてますが・・・おねえさんが乗ってるなあ・・・くらいで。

この絵柄を見ていると、女の人=撮られる人 男の人=撮る人 となっています。

言い換えると 女の人=表現者 男の人=鑑賞者、もしくは表現を消費する人・・・な感じ。確かに僕も写真を撮るのは好きです。

自分に置き換えてみると、消費もそうなのかもしれませんが、収集という感じもあるかも。昆虫採集とか瓶を集めるとか、そういった類いです。

男女傾向、このときだけの傾向だったのか、それとも概ねそうなのかはわかりませんが、おもしろいなあ・・・と思いました。

今回のクルマの展示は表現の一部なんだと思いますが、クルマを展示している人たちの男女比はどれくらいだったのか、気になります。

 

 

KTM 350 EXC-F :